血液型検査に必要な抗原と抗体とは!? 

免疫機能として重要な役割を担っている『抗体』は、B細胞から生み出されて行きます。

これは『抗原』を感知することで出現するきっかけを得ます。

つまり、『抗体』と『抗原』は対の存在であり、『抗体』は『抗原』に飛びつき、それを排除しようとします。

この『抗体』にはたくさんの種類があります。

多様な分類もでき、人によって所持しているものも異なっている場合がほとんどです・・・

この『抗体』は、主に輸血をするときに注意しなければならないものなのですが、これを確実に調べなければ、最悪の場合、輸血によって生命を脅かしてしまう可能性も大いにあります。

それを調べるためには、輸血前に「不規則抗体スクリーニング」という検査を実施しています。

 

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抗原

これは全ての免疫機能の起点となる、『抗体』が標的とする物質の総称で、病原体や花粉などの外敵(異物)です。

体内に外敵が入ってくるとそれを感知し、排除するために専用の武器(『抗体』)を作り出し、対象目がけて攻撃をします。

これは『血液型』も同じ考えです。

血液型は、

「A型の人は、A抗原を持つ」

「B型の人は、B抗原を持つ」

「AB型の人は、A抗原とB抗原を持つ」

「O型の人は、抗原を持たない」

というように、人間はできています。

規則抗体と不規則抗体

小難しい言葉で書いてありますが、この二つが、非常に重要なものとなります。

これは、赤血球ではなく、血液の液体部分「血漿(血清)」中に存在しています。

「規則抗体」

これは、『人間が同種間で、「規則的」に持っている抗体』という意味です。

『規則性同種抗体』とも言われています。

例えば、一般的な「ABO式血液型」に関して言うと・・・

「A型の人は、抗B抗体を持つ」

「B型の人は、抗A抗体を持つ」

「AB型の人は、抗体を持たない」

「O型の人は、抗A抗体と抗B抗体を持つ」

となっており、万人がこのうちどれかを「規則的」に持っています。

人間は、全世界、全てこのどれかの血液型を持っていると言われています(細かく言うと、亜型などもありますが、またあとで・・・)

また、 “人間”という種族(同種)全てでこの法則が成り立つと言われており、これらは『赤血球同種抗原』とも言われています。

 

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「不規則抗体」

抗A、抗B、抗AB以外の「赤血球同種抗原に対する抗体」の総称で、輸血や妊娠といったスイッチにより産生される”免疫抗体”と、産生原因が不明な“自然抗体”とに分けられる。

そのため、全員が共通して持っているものではなく、人によって『不規則』に持っている抗体です。

そのため、輸血を行う際に、患者さんが『不規則抗体』を持っていると、輸血用血液と反応して、重大な副作用を発生させることもあります。

抗原抗体反応とは!?

上記のように、抗体は抗原とくっ付き、それを排除します。

この一連の反応を『抗原抗体反応』と言います。

仮に、不規則抗体と赤血球上の不規則性同種抗原と「抗原抗体反応」を起こした場合、赤血球を破壊してしまうなどの「副作用」を発生させてしまうため、輸血前の不規則抗体検査は重要です。

医療現場では・・・

医療現場は別名「臨床」と言いますが、そこでは通常の解釈ができないような血液型や不規則抗体の結果が出ることが日常茶飯事です。

わたくしは、このような医療における検査の勉強をしてきたため、その重大性を認識しているつもりです。

普段の生活では必要無い事柄かもしれませんが、マメ知識として知っておいても損はないと思いますよ~

最後まで読んで下さり、ありがとうございました(^_-)-☆

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